高凝集 低結合
東京〜フランス間のフライトがトランジット含めて31時間かかることに発狂している7月末です。
「Clean Architecture」「Clean Code」「独習UML」を借りました。これを読んで8月は開発者としてのプロ意識を高めていきたいです。
もっぱら小説に対する欲が薄れていて、開発に関する書籍を読みたい欲に変わってしまいました。いいのか悪いのか。。
そしたら今週の振り返りをつらつらと。。
高凝集 低結合
凝集度 結合度とは
ソフトウェアの品質を表す指標を指す。
クリーンなソフトウェアを構築していくためには、「ソフト」なアプリ、つまり柔軟なアプリを作成することを心がける必要がある。
柔軟なアプリとは、仕様変更に柔軟に対応できるアプリ、つまり運用保守性の高いアプリを指している。
そのために、過去の賢人達が様々なデザインパターン(効率的にソフトウェアを作り上げる手段)を考案されている。
そこで出てきた重要な単語が凝集度 結合度だった。
凝集度
下記のような特徴がある。凝集度は高い方が良い。
- クラスの責務、クラスのメソッドとデータ(機能要素と情報要素間)の関連性の強さ
クラスの責務が単一であればあるほど良い。
なぜなら、クラスを修正した時の影響範囲を追いやすくなり運用保守性が高まるから。
- クラスの責務とは、「そのクラスが何をするクラスなのか?」に対する答え
クラスを設計するときは、一体これは何をするべきクラスなのか?と問いながら作成するといい。
結合度
モジュール間の依存度を示す指標で、こちらは低い方がいい(疎結合、低結合)
なぜなら、依存度が高いということは、依存先の修正の影響を受けやすいと言っていると同義だから。
凝集度を低くしないためには下記二つを意識するといいみたい。
- そのクラスが何をしているのかを明確に答えられるようにする。(クラスの責務を明確にする)
- クラス内のデータと関係のないメソッドをなくす
オブジェクト指向は1回忘れよう。10分でわかる設計のツボ 「高凝集/低結合」
git restore
リモートにプッシュしてしまったコミットを無しにしてくれる
開発を進めている中で、いらないファイルをコミットしてしまった場合に下記のコマンドが使える。
-sはsoftの略で、ファイルの変更内容は残しながら、コミットは無かったことにすることができるコマンド。
git restore -s HEAD^ foo.txt
Git初心者なら必ず覚えるべきgit restoreコマンド
initialize
クラスのインスタンス作成時に自動で読み込まれる
ここに変数を記述しておくことで、他のメソッド内において属性をハンドリングすることができるようになる。
- attr_readerと同じ処理
#@nameを外部から参照するためのメソッド
def name
@name
end
- attr_writerと同じ処理
#@nameを外部から変更するためのメソッド
def name=(value)
@name = value
end
全てまとめたクラス
class User
def initialize(name)
@name = name
end
#@nameを外部から参照するためのメソッド
def name
@name
end
#@nameを外部から変更するためのメソッド
def name=(value)
@name = value
end
end
上記のクラスからインスタンスを生成する時に、その親クラスから継承してきた属性に入れる値を決める。
User.new('Subaru')
これを外部から参照するときは、
User.new('Subaru').name
#もしくは
user = User.new('Subaru')
user.name
#=> Subaru
これを上書きするときは、
user.name = 'Nakano'